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注意事項

項  目

事   例

対  策
エンジン慣らしのお勧め 元々、汎用エンジンとして固定された場所で作動する事が前提で作られたエンジンです。慣らしをしたエンジンとしない場合は後で大きな差が出てきます。 慣らしのページへclick
メンテナンスサイクル 4ストロークエンジンは長寿命といっても、日頃からのメンテナンスは必要です。おおよそのメンテナンスを掲載しました。 20時間&100時間
バルブの折損

シリンダーヘッドの過熱が原因の不具合が発生しました。
シリンダーヘッドの過熱により、圧入されていたバルブガイドがルーズとなって落ち込み、バルブの首部と接触してバルブの折損に至りました。

チェック方法はスプリングを外してバルブガイドの出代を測ってもらう。
バルブガイドの点検click

アジャストスクリューの干渉new ロッカーアームにある、クリアランスを調整するアジャストスクリューがロッカーカバーに当たり干渉する事例がでています。 ロッカーカバーガスケットを2枚増やし3枚にして取り付ける事をお勧めします。
バルブクリアランスの調整 長い間エンジンのメンテナンスをしていない場合、不調の原因になります。特にバラツキ出したりした場合のほとんどがこのクリアランス調整で直ります

耐久レースや長時間乗車した場合バルブクリアランス調整を行って下さい。
バルブクリアランス調整 (pdf 312kb)

エンジンが不調の場合 幾つかの項目をチェックして下さい。 click
ロッカーアームピン チューニングをされたお客様及び2008年以前のエンジンをお持ちの方にお知らせです。 ロッカーアームピン交換click
ロッカーカバーの清掃 ロッカーカバーにオイル戻し穴があります。この戻し穴が詰まるとオイルが吹いたり、ケース圧に影響が出ます。オイルシールなどからのオイル漏れの可能性もあります。
(一般汎用仕様ではあまり詰まることはありませんが、カート仕様ではたまに見受けられます)
穴の目視は点検は難しいので、低圧でオイル戻し穴をエアー吹きや、軽くパーツクリーナーで吹いてからエアー吹きを行って下さい。
マフラー角度の注意事項

エキゾーストの出口がシリンダー上部にあるため,、あまり気がつきませんがエキゾーストとマフラーの重量がシリンダーに掛かってしまうと、シリンダーの破損につながる事例が出ています。

マフラーの重量がシリンダーに負担をかけないよう、マフラーサポート等で調整して下さい。

クーリングファンカバー KX21クーリングファンカバーに付いているスポンジご存じですか?
このスポンジが外れていたりするとキャブに影響が出ます。ご確認を
スポンジをもう一度付け直すか、キャブに風が当たらないようガムテープ等で加工する。
エンジン回転数のチェック 標準リミッターをはずすと回転は上がりますが、チューニングした時など特にオイル循環に支障が来ることが確認されています。(特にコンロッドに負担が掛かります)オイルのチェックなどまめに行い出来るだけ6,000rpm以上は回さないよう注意して下さい。

回転計などを装備して5,600回転以上はイエローゾーン、6,000回転以上はレッドゾーンという認識をして下さい。回転が上がりすぎる場合はギア比を下げて対応して下さい。

オイルレベルのチェック

指定オイル量は550ccです。長い時間走行している場合エンジンオイルが減少します。オイルが減少すると横揺れ時にオイルが片寄り、オイルをかきあげるベラが空転します、すると各部のオイル不足が発生し焼き付きの原因になる可能性があります。オイル量のチェックは必ずチェックしましょう。右の写真はオイル量が500ccです。

OIL LEVEL 写真をクリックすると大きな写真が出ます。
オイル交換の勧め
新品のエンジンを回した場合、汎用エンジンのため特にエンジンオイルは汚れます。またその後1~2回目もエンジンオイルが汚れます、エンジンと長く付き合うためには・・・
取扱説明書では初回20時間・第2回以降100時間と推奨しています、もちろんその時間でもかまいませんが、将来的に良いエンジンに育てる為にはこまめに変えた方が良いのは当然です。

慣らしをした後(日)は必ずオイル交換をして下さい。また2回目3回目位めまでも出来ればオイル交換して下さい。その後は汚れたときに交換でOKです。

フューエルフィルター装備 ガソリンの中には給油中や、ガソリン管などにゴミや異物の可能性が沢山あります。その為フューエルポンプやキャブを通過するときにその異物が穴を塞ぎガソリンの量が適正に噴霧されない事が良くあります。エンジンが吹けなくなったとかはこの原因が多く考えられます。 フューエルフィルターを装備する事により、ガソリンタンクからのゴミや異物を99%カット出来ます。大切なエンジンを保護するためにぜひ装着して下さい。
走行前のチェック 走行前にチェックをしているだけでトラブルの事前回避が出来ます。壊れてからは費用がかさみます。ぜひ走行前のチェックをしてみましょう。 走行前に必要なチェックは!
1.プラグチェック
2.エアクリーナチェック
3.燃料潤滑のチェック

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