バルブガイドの落ち込み
シリンダーヘッドの過熱により、圧入されていたバルブガイドがルーズとなって落ち込み、バルブの首部と接触してバルブの折損が発生
シリンダーヘッド過熱の要因として考えられる事例
・エンジンのフライホイール(冷却ファン)を外したり、加工したりしたことによる冷却不足
・エンジンカバーによる冷却風の阻害(
r-kartのヘッドカバー
は熱を持たないように多くの丸穴を開けてあります)
・オイルが十分にヘッドに回っていない場合もヘッドが過熱する恐れがあります。
(この場合オイル温度をチェックしていても、オイル温度は上がらないため気付かない事があります。)
・燃料が薄すぎる場合等も影響します。
ほかに、高出力を出してる場合やエキパイやマフラーとのマッチングも考えられます。
1.正常なバルブガイド
2.落ち込んでいるバルブガイド
3.
正常なバルブガイド
4.落ち込んでいるバルブガイド
バルブガイド出代
1.0 mm
チェック方法はスプリングを外してバルブガイドの出代を測ってもらうしかないのですが、新品(正常)のヘッドがある場合は上記写真のように排気ポートから覗いて、見比べてもらうとわかる場合もあります。
5.バルブガイドとの接触痕
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