スポーツカートのルールでは基本的に国内メーカーのレンタルカート用タイヤが標準になっています。
これはこのクラスのユーザーに出来るだけランニングコストの負担を掛けずに続けて頂こう、イベントに参加して頂こうという狙いから設定されているもので、グリップ力が少ないので体に負担も掛かりません。
r-kartのデーターではADVAN EDタイヤは約30時間程度最初のグリップ力を保持し、スポーツカートのイベントに向いています。
サイズも4種類のサイズがあり、ユーザーの使用用途に合わせられます。
ED Tire(税別)
Z6082 3.6×10.0-5 ED ¥6,700(1本)
Z6176 4.5×10.0-5 ED ¥7,400(1本)
Z6083 6.0×11.0-5 ED ¥8,700(1本)
Z6177 7.1×11.0-5 ED ¥9,700(1本) |
ED Tire Set(税別)
3.6×10.0-5 ED(2本)
6.0×11.0-5 ED(2本)¥30,000
4.5×10.0-5 ED(2本)
7.1×11.0-5 ED(2本)¥32,000 |
ED Tire Set(税別)
4.5×10.0-5 ED (2本)
6.0×11.0-5 ED (2本)¥31,000
フロントはグリップを重視して、リアは転がり抵抗を減らす組み合わせでK-TAI等に有効です
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*スポーツカート指定タイヤメーカーの比較(レンタルカート用タイヤ)
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タイム |
ライフ |
グリップ |
総合 |
コメント |
A社 |
9 |
8 |
8 |
25 |
総合的にニュートラルで載りやすく長持ちします、いろいろなバリエーションを組めるのも利点の一つです。レーシングカートと同じサイズも組めるのでかっこよさも一番です。推奨空気圧は温感で1,5前後です。 |
B社 |
10 |
6 |
8 |
24 |
この中では一番柔らかいコンパウンドですが、細いタイヤの組み合わせしか無く、空気圧を高くし転がり抵抗を減らす作戦、スプリントやK-TAI等ではタイムは出ますが長持ちはしません。耐久では2時間〜3時間がベストです。 |
D社 |
6 |
10 |
7 |
23 |
コンパウンドが堅く、とにかく長いライフを持っていますが、タイムは出ません。また放置しているとグリップは一気に無くなります。ワンメークであれば一番良いかもしれませんが、使用期間によってはバラツキが問題 |
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スプリントイベントではB社がお勧めですが、3時間以上の耐久イベントではA社をお勧めします。
D社はとにかく長いライフを持ちますが、放置しておくと一気にグリップ力は無くなります、レンタルカート用タイヤとしては最適です。
ライフに関して某コースでレンタルカート営業に耐えうる限界までテストした結果、D社が35時間、A社が30時間、B社が20時間までの結果が得られました。
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