Q1・エンジンは何回転まで回せますか? |
A.基本的にKXエンジンは5,600rpm(+-150)のリミッターがついています。リミッターをはずせばそれ以上回りますが6,000rpmが限界でしょう。
5,600rpm以上回せばそれなりのリスクが発生します。まずスプリングでサージングが起こり、5,800rpm以上だとコンロッド大端部分のオイルが供給不足になり焼き付きの原因になります。 |
Q2・エンジンが不調ですどこをチェックしたらよいですか |
A、エンジンは基本的に、フューエルラインからガソリンがキャブに供給され、キャブから燃焼室に送り込まれそこでプラグによってスパークが起きて爆発から排気と単純な経路をたどっています。
その中から幾つかの不調の原因となる項目を挙げてみます。 |
Q3・エンジンがリミッターまでスムーズに回らない場合どうしたらよいですか? |
A.このエンジンの基本はまずフューエルラインを点検して下さい。フィルターなどに目詰まりがありませんか?また流量が制限されてしまうフィルターを使っていませんか?
つぎに考えられるのはキャブをはずしてゴミ等が入っていないか確認して下さい。回転が正常でない場合90%が以上のことが原因です。もしそれでも正常に回らない場合、指定工場まで持って行って下さい。 |
Q4・KXをチューニングできますか? |
A.もちろんチューニングできますが、大幅な馬力アップは期待できません。またレースによってはノーマルでないと参加できないクラスもあり参加しようと考えられているコースやオーガナイザーにお問い合わせ下さい。チューニングパーツはこちらで販売しています。 |
Q5・アイドリングからアクセルを空けたときにバックファイヤーが起こるときがあります。 |
症状(現状)
デコンプや点火時期は関係なく、スロットル全閉~全開時の燃調とマフラー温度の関係で火や音が発生する場合が多い。
(特に汎用STDマフラー装着時に発生する場合が多い)
A.残念ながら、汎用E/GベースのSTDキャブでは確実な調整ができません。KX21など、マフラーが標準装備されていないエンジンでは、マフラーをカート専用品にすることで発生しにくくなります。これによるE/G側へのダメージはほとんどありません。
対応 1)一度キャブの分解清掃をしてみて下さい。エアー系の通路が詰まった
(詰まりかけた場合)も同じような症状が出る場合があります。
2)「パイロットスクリュー」といって黒いプラネジがあります。
これはスロットル全閉~アイドル時のガソリン流量を調整するスクリューです。
標準位置は回転範囲(180°)の中央位置です。
左に90°で流量増、右に90°で流量減となります。
全開時→全閉時に音や火が出ている場合、左に90°(流量増)させると収まる場合があります。
※KX21、EX21のキャブにエアスクリューはありません。 |
Q6・どこでレースをやっていますか?またどのようなレースですか? |
A、レース方式はほとんどが何人かで参加できる耐久レースが主体です。
2011 レースカレンダー
関東地域開催
真夏のK-TAI(7時間耐久)ツインリンクもてぎロードコース
袖ケ浦フォレスト・レースウェイ
本庄サーキット
新東京サーキット
サーキット秋が瀬
榛名モータースポーツランド
大井松田カートランド、
オートパラダイス御殿場。
中部地域開催予定
石野サーキット
美浜サーキット、
レインボーサーキット、
瑞浪レイクウエイ、
モーターランド鈴鹿
鈴鹿サーキット南コース
近畿地域開催予定
琵琶湖スポーツランド、
名阪スポーツランド、
北神戸サーキット、
猪名川サーキット、
中国地方開催予定
グリーンパーク弘楽園、
ナチュラサーキット
九州地方開催予定
中九州カートウェイ、
A-ONEサーキット、
ソニックパーク安心院 |
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